東海地震予知に関する新しい情報体系
地震学の進歩により東海地震の前に発生する異常な現象が想定されるようになってきました。
その想定シナリオに沿った現象が観測された場合には、地震発生の可能性が高まったことをこれまでより早くお知らせできるように、平成16年1月5日に情報体系を新しくしました。
新しい情報体系では、危険度が低い情報から順に「東海地震観測情報」→「東海地震注意情報」→「東海地震予知情報」となります。信号機で例えると、「東海地震観測情報」(青)→「東海地震注意情報」(黄)→「東海地震予知情報」(赤)となります。
これらの新しい情報のうち「東海地震注意情報」により、防災関係機関の防災準備行動が開始されることになります。また、必要に応じて児童・生徒の帰宅、旅行や出張の自粛等の対応がとられることになります。
しかし、現在の科学技術力には限界があり、前兆が捕らえられず情報発表がないまま地震発生に至ることもありえます。日頃から大地震を含む災害への備えをしておくことが大切です。
|